こうらく通信 120号(2025年6月)
一流の人の学び
「世界の王」と言われる王貞治氏が野球指導者基礎資格を取得したというニュースを見ました。
85歳になられる王さんが「自分の野球の知識が十分だと思っていたが新たな発見があった」と現代の指導法を新たに学び直されている姿に感銘を受けました。
野球界であれだけの実績を残された方が自分のフィールドである野球指導の基礎を学び直し、女子野球の普及や若手育成の為に資格を取得し未来の野球界に貢献しようとする姿勢に心から尊敬いたします。
長年積み上げた経験やスキルに加え新たなる知識や手法を取り入れることで更なる武器になると考えます。
昨今、企業様などでも若手社員と経験やスキルを持った中高年社員とを組み合わせ化学反応を起こさせることで互いの成長を助長させているようです。
学びは成長の要。いくつになっても成長できると、「世界の王さん」に言われると、何か希望が持てますね。

人は石垣
武田信玄の言葉で「人は石垣人は城」という言葉がありますが、有能な人材こそが組織を守り発展させるという教えだと考えます。
今、グローズマインドセットを身につける研修やコーチングが注目されつつあります。
グロース(成長)マインドセット(考え方)直訳すると成長できる考え方とし、成長思考とも言います。
これは人間の能力や才能は日々の行動次第で伸ばすことが出来るという考え方です。
成長思考を持った人材が多くいる組織は強い。
成長思考を身に付けるには結果だけに捉われず課程にも目を向ける。
現状課題と今後の対策を考える習慣をつける。
自分がしたことを明確化することで自分の成長を確信することができます。
この半年でどのくらいチャレンジしたか自分でも数えて見よっと(笑)

古くて新しいもの
久しぶりに帰省した子供と食事中の会話の中でカップヌードルはフォークで食べると3割増し美味しいって知ってた?と聞かれ、昔は皆フォークで食べてたよと言うと反対にビックリしておりました(笑)
昔は付属に小さなフォークがついてきていたのを覚えておられる方も多いと思いますが、当時のカップヌードルのCMは若者がオシャレにフォークで食べており、当時は私も流行に乗り遅れまいと友達と買って食べていたなぁと懐かしく思い出しました。
最近は昭和の歌謡曲がリバイバルされていたり、古着やリサイクル品も若者に人気のようです。
街中を復刻バスが走っていたり、見渡せば多くの分野で復刻版が世の中に溢れかえっております。
古き良きものを懐かしむ世代、そして古きものを流行として受け入れる若者、世代を超えてよいモノを次世代に残していきたいものです。
